にんじんの種をまきました。2009/05/14 14:27


昨日の話ですが、5歳の娘と一緒ににんじんの種をまきました。

元々うちの娘はにんじんとキュウリが大好き。そのために先日キュウリの苗も植えたのですが、そのとき一緒にキュウリの種も買っていたのです。種の袋によると、にんじんの種まき時期は4月から6月。そろそろ頃合いかと思って、昨日種をまいてみました。

実は、私は子供の頃父の畑仕事(と言っても区民農園ですが)を手伝わされていて、特ににんじんの世話が大好きでした。にんじんの世話と言ってももちろん難しいことはみんな父がやって、私のやることは雑草抜きと間引き。この間引きが好きだったのですよ。

毎週毎週区民農園に行ってはスプラウトのような小さな葉っぱを抜き、それを細切れにしてマヨネーズに和えてサラダにかけてもらうのがすごく嬉しかった。もっと大きくなると、葉っぱはサラダの主役に。ちびにんじんができると、例えそれが直径3mmの時でも1cmの時でも丁寧に抜いて、洗って丸ごとマヨネーズにディップして食べるとおいしかった。最後大きくなって、根本がちょっと緑になるとがっかりし、翌年はちゃんと土寄せして……と、とにかくにんじんばっかり構ってました。

ということで、この楽しさ、このおいしさ、この愛しさをぜひ子供たちにも味わって欲しいのですよ。



袋を見ると、株間10cm、条間20cmとって、3粒ずつ種をまく、と書いてあるのですが、異様なほどたくさんの種が入っています。本当は1畳分ぐらいの畑用なのでしょうが、我が家でまくのは小さな野菜用プランターです。

さて、残った種をどうしよう……。

……ちょっと考えて、結局全部ばらまくことに。良いんだよ、まずスプラウトだよ。スプラウトの時に大量に食べて、葉っぱもたくさん食べるんだよ。それが楽しいんだよ。元々にんじんは発芽率悪いんだから(袋には70%と書いてあったけど、絶対そんなに生えてくるはずがない)、多めにまいておいた方が安全なんだよ!



にんじんの種には薄く土をかけますが、それは娘と一緒にそっとかけていきます。2歳の息子が自分もシャベルを持ってきてかけたがりますが、息子に向かって「たぬ君にはまだ難しいのよ!まだ早いんだから!」と怒っている娘を見るのも楽しいものです。

さて、初心者には難しいとされるにんじんですが(発芽させるのが難しいんだよね……)、我が家のにんじんちゃんたち、丈夫に収穫までこぎ着けられるでしょうか……。