ミニバラ2号が花盛りです。 ― 2009/05/13 10:18
一昨年、娘がおばあちゃんに強引に買わせたミニバラ2号が花盛りとなりました。ミニバラ2号というのはもちろん仮名で、1号と同じくホムセンで名無しで売られていたバラです。
この子は去年、本当にまぁこれでもかと言うくらいうどん粉にやられ、黒星にやられ、アブラムシにやられ、ゾウムシにもやられ、おまけに謎のミニ尺取り虫みたいのにもやられてめったに綺麗なお花を見せてくれませんでした。今回も蕾の段階で茶色く傷んでいるのがいたので、「あぁ、去年から色々と持ち越しているのかしら」と心配していたのですが、花盛りになってみたらまぁちゃんときれいなお花がたくさんあるじゃないですか!よかった~。
この子は去年がそんな感じに散々だったので、今年は他のバラとは別に、病気に弱いジュリアと一緒に庭に置いています。他のバラたちは屋上なのでなかなか目が届かないのですが、庭ならすぐ目に入るので、何かあったときにすぐ対処できるかな、と思って。そして屋上のバラは月に1回くらいしか薬剤散布しないのですが、この子たちは2週間に1回薬剤を散布しています。その甲斐あってか今年は綺麗!嬉しいよう!
元々5株を1鉢にして売っていたこのミニバラ2号。去年の年末には特に大きくなった1株を独立させ、1株は弱ってしまったので思い切って間引きし、残り3株は鉢にしたままにしているのですが、3株の鉢もどんどん大きくなっているような……。去年病気に弱かったのはやはり密になりすぎていたせいか?と思っていたので、今年の年末にはこの3株もばらした方が良いのかしら……。
おばあちゃんのバラが咲きました ― 2009/05/11 23:39
我が家では「おばあちゃんのバラ」もしくは「ひいおばあちゃんのバラ」と呼ばれている「プリンセス・アイコ」が咲きました。
この「アイコ」というのが亡くなった祖母と同じ名前なので、内親王ではなく、我が家では「おばあちゃんのバラ」なのです。
昨年我が家に来たときから、朝は「おばあちゃんおはよう」、夕方は「おばあちゃんただいま」と子供も一緒に挨拶しているバラ。もっとアプリコット系かな、と思っていたのですが、咲いてみたらまぁ綺麗なピンク色。
おばあちゃん、ピンク好きだったもんなぁ。
しかもすごい綺麗な花形です。
おばあちゃんはもっと丸まると太っていたから、ちょっとこの辺おばあちゃんに似てないなぁ。
でも、私たちを毎日見守っていてくれて、毎日私たちを笑顔にしてくれる。このバラは、本当におばあちゃんなのです。
おばあちゃん、これからもみんなが元気でいられるように、まずはおばあちゃんのバラが綺麗に咲き続けてください。
名無しのミニバラ1号が咲きました ― 2009/05/10 10:26
ジュリアが咲きました ― 2009/05/05 09:25
母の日にバラを。 ― 2009/04/28 14:34
先日、義母リンの誕生日プレゼントに寄せ植えを求めてホムセンに行ったところ、母が前から欲しがっていたバラを発見。
黒みがかった深紅で、大輪の剣弁高芯咲きで、花弁は肉厚でビロード状、香りがあって……って、絵に描いたようなバラですが、まさにドンピシャなバラ、「ブラック・バッカラ」。
私の父は元々ものすごい庭造りに熱心な人で、いわゆる「グリーンフィンガー」の持ち主だったのですが、今では腰を痛めたせいもあって全く庭仕事をしなくなってしまいました。そして母は日本刺繍を刺すのですが、土いじりをすると指が荒れて絹糸を扱えなくなってしまうので、昔から庭の手伝いは全くしてきませんでした。
そんな訳なので、「バラを贈ってもらっても、うちの庭では上手に育てられないかもしれないから、いぬ吉のおうちで育ててもらって、時々見に行こうかしら」などと言っていたのですが、それではせっかくプレゼントしてもうれしさ半減です。好きなバラは毎日自分で楽しめないと……!
……イヤ、正直言うと、うちの娘が昨日玄関先にこのバラを置いていたら、「このバラは怖いからイヤ!」と言って嫌がったしな……。それにうちには中間色のバラばかりなので、ちょっと置く場所にも困る……という本音もあります……。ということで、何が何でも実家に植えに行くのです!(この親不孝者!!)
ということで、「不肖わたくしのアフターケア付きプレゼント」ということにして、今日実家の庭にバラを植えに行ってきました。
実は、バラを庭植にするのは初めてのワタクシ……。しかも父が「おう、お前が植えてくれるのか」と見張っています。うわ~、父はものすごい怖い人で、しかも昔は平気で「俺は庭が人生の中で一番大事なのに、お前は俺の庭をダメにした!」と怒鳴りつけるような人だったので、緊張します……!(旅行中に水やりを言いつかっていたのに、酷暑のため庭の花を枯らしてしまったときに30分以上怒鳴られたのです……)
で、まずバラと言ったら穴を50cmは掘らないと行けません。が、40cm位掘ったらガチンと堅いものを掘り当ててシャベルがそれ以上入っていきません。下の写真を見ると分かるかと思うのですが、すぐ脇が駐車場になっているので、コンクリでも敷いてあるのかしら……

すると母親が「庭の下のにはおじいちゃんが石を敷いていたから、大きめの石が入ってると思うよ」と言うので、ぐいぐいやっていたら30cm級の石がガンガン出てきます。必死に石を取り除いてると、父親が「そこは昔から植木を植えている場所だし、石の隙間に植物は根を伸ばしていくから、あんまり気にせずにもう植えろ」と指示を出してきます。
まだ50cm掘ってないけど良いの?と不審そうな顔をしていたら、父親が「その辺の木はみんなそんなにまじめに掘ってないけどちゃんと育ってるだろう。そのくらいで大丈夫だから、良いからもう植えないさい」と。
うぅ、これ以上やると父親が「俺の言うことを疑うのか!」と怒り出すので、ここらでやめて植え付けてみます。まず掘り起こした土に肥料を混ぜて底に入れ、それから間土を入れて、後は残りの土に堆肥を混ぜてから……と思ったらまた父親から「その辺の土は去年の年末にチューリップ植えようと思って腐葉土入れておいたから、そのまま植えて大丈夫だ」と。ひ~、分かりました分かりました……。そのまま苗をがぽっと入れて、掘り出した土を入れて、最後に堆肥を上に撒いてからオルトランの顆粒をばら撒いて、スプレー式の病気のスプレーを吹きかけておしまいです。
母親は念願の深紅のバラに喜んでくれたようなので、ひとまず良しとします。
けっこういい加減に植えてしまったけど、このバラがすくすくと育ってくれますように!!
(そして密かに、私が育てるのだから半分は私のバラだよな、とか思っている親不孝者なのであります……)