おうちの引き渡しでした!! ― 2007/09/29 23:11

とうとうここまでこぎ着けました!おうちの引き渡しです!!
と言っても、今日は「おうちのみ」の引き渡しで、この後外構工事が入るので、実際には外構の工事が終わるまで新居に物を入れたり、住んだりはできません。なにしろすごい斜度があるので、家の周りにコンクリ打ちまくるんですよ……。コンクリ固まるまでは何もできませんので、実際の引っ越しは10月中旬から11月くらいになる予定です。
で、今日はどちらかというとおうちの中の確認作業のための日でした。「ここにつける予定だった吊り戸棚の奥行きが思ったよりあるので、後ろを切ってつけ直しても良いですか?」とか、「すいません、ここにあるはずの電話のジャックがないんですけど!」とか、そういう確認に3時間もかけてしまいました……。意外と色々手直しをしないといけないみたいです。っていうか、電話のジャックが無くて、どうやって暮らせと言うのかおうち屋……。
さて。
私的に面白かったのはここからです。
実は、この家を建てるときに、営業の兄ちゃんが「このおうちからは花火が見えます!」と言ったのです。だから花火が見れるスペースを作りましょう!と。
私は激しく反応しました。そして兄ちゃんの話に乗りました。が、ダンナも設計担当さんも施工担当さんも冷笑するわけですよ。うちの土地の西も北も東も上り坂です。そして南側にはでかい道路が走っているので、その向こうはでかい建物が視界を塞いでいます。
「んなもん見えるわけねぇだろ!」と、兄ちゃんと私以外、みんなが思っていたのです。
そして私も、何度か足を運んでみて、「あぁ、これは花火は無理だな……」と納得せざるを得ないような、そんな周囲の様子なわけです。
が。
確認作業をしていたら、兄ちゃんが上の階から興奮して降りてくるのです。
「今花火やってますよ!!見えます!!ちゃんと見えますよ!!!」
私も子供も慌てて見に行きましたよ。
そしたら見えるんですよ!聞いていたのとずいぶん違う方角に、他の家の影から! たとえ打ち上げた花火の1/3くらいしか見えなくても(つまりかなり高く上がった花火だけしか見えないのですが)、それでも時たま花火が見えることに変わりはありません。
兄ちゃん大興奮で、雨が降ってるってのにベランダに出て、靴下びしょびしょにして、「ほらダンナさんも来てくださいよ!今敷物敷きますからね!」と大喜びですよ。
そんなに花火が嬉しいか!
そんなに気にしていたのか!!!
……いや、気にしてたんだろうな。みんな冷笑してたもんな。花火の話が出るたびに、いっそみんな哀れむような目で見てたもんな。
良かったな、兄ちゃん。何か、兄ちゃんのために、花火が見れて良かったよ……。
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