階段…… ― 2007/09/23 23:52

今日は新居の足場が取れたので、外構の打ち合わせをしに行ってきたのですが、家の中も大分出来てきたというので、せっかくなので色々と見せてもらってきました。
前に家の中を見せてもらったときはまだ階段ができていなくて、はしごを使って確認をしたのですが、今日はもう階段もできています。
で、色々と見て回ってましたら。
上の怪獣ことぢぞ吉がマンガの様な転び方をしまして……。
階段を顔面から転び落ちまして……。
大慌てで抱き起こしたらちゃんと手をついていたらしく擦りむいたような傷も痣もなく、どこも痛めたような感じはなかったのですが……。
実は家の設計をする段階で「床面積の関係で、階段にはあまりスペースが取れません。段差を低くする替わりにステップを狭くするか、ステップを広くする替わりに段差を高くするか、どちらかです」と言われていたのです。その時私たちは職場や実家の階段などを思い出し、「段差は低くしてください」と答えました。
でもこんなにステップが狭いとは思いませんでした……。
いや、何しろ私はマンション暮らしが長いので、階段のステップに足が全部乗り切らない、というのに馴れていないのです。ぢぞ吉は尚更そうで、幼稚園の階段くらいしか階段の上り下りをしないぢぞ吉は、いつもの感覚で足を出したらそこにステップが無くて滑り落ちてしまったのです。
それに上り下りしていたら膝の内側痛くなっちゃったし……。
こんなんでこれからの長い人生を乗り切っていけるのでしょうか……。年喰って足腰弱っても大丈夫か、今からちょっと心配だったり……。
…………いや、1週間もしたら私も子供も馴れるとは思うのですが……。
今日になって!? ― 2007/09/27 22:09

明後日はおうちの引き渡しです(といっても外構はこの後やるので、まだ住むことはできませんが)。で、その前日である明日は最終代金の支払日です。
で、最後の代金の時は、ローンで融資してもらうお金より自己資金の方が多い予定なので、「早めに最終金を教えてください」と何度も何度も何度も何度もお願いしてありました。少しずつおうちに修正が加わっているので、予算よりも高い部分や安い部分が出てきていて、その最終的な金額を、まだ教えてもらってなかったのです。
が。
今にいたって連絡がありません……。
銀行の方からも「あの、明日最終の実行の日ですよね……?明日おいでになるんですよね……?」と電話をいただいたのですが「まだ請求書が来ないんですよ!」「来月でも良いんですかね……?ずいぶんのんびりしたおうち屋さんですね……」と言われまして。
その電話を切った途端におうち屋さんから電話がありまして。
「あの、ひょっとして明日払わなくても良いんですか?」
「いや!!はお支払いが済んでいないと、お引き渡しはできません!!」
「あの、明日お金払うのに、今日その金額を伝えてくるってどうなってるんですか……?」
「すいません!それと、火災保険なんですけど!!明日中にお金を払っていただければ、引き渡し日から保険が適用されます!!明日中に払っていただけないと、引き渡し以降に家事が出た場合、保険に入ってないことになりますので、自己資金、ということになってしまいますので、今から書類をお届けしに行ってもよろしいですか!?」
「だからそんな金がかかることを、なんで今日になっていきなり言うんだよ!!!」
いや、その辺はあらかじめ予想してローン組んでますから大丈夫なんですが、でもあっちの通帳からこっちの通帳からもてる資金を総動員しないといけないってのに、いきなり前日はないだろう……?
は~、最後までやってくれるよ、おうち屋……。
おうちの引き渡しでした!! ― 2007/09/29 23:11

とうとうここまでこぎ着けました!おうちの引き渡しです!!
と言っても、今日は「おうちのみ」の引き渡しで、この後外構工事が入るので、実際には外構の工事が終わるまで新居に物を入れたり、住んだりはできません。なにしろすごい斜度があるので、家の周りにコンクリ打ちまくるんですよ……。コンクリ固まるまでは何もできませんので、実際の引っ越しは10月中旬から11月くらいになる予定です。
で、今日はどちらかというとおうちの中の確認作業のための日でした。「ここにつける予定だった吊り戸棚の奥行きが思ったよりあるので、後ろを切ってつけ直しても良いですか?」とか、「すいません、ここにあるはずの電話のジャックがないんですけど!」とか、そういう確認に3時間もかけてしまいました……。意外と色々手直しをしないといけないみたいです。っていうか、電話のジャックが無くて、どうやって暮らせと言うのかおうち屋……。
さて。
私的に面白かったのはここからです。
実は、この家を建てるときに、営業の兄ちゃんが「このおうちからは花火が見えます!」と言ったのです。だから花火が見れるスペースを作りましょう!と。
私は激しく反応しました。そして兄ちゃんの話に乗りました。が、ダンナも設計担当さんも施工担当さんも冷笑するわけですよ。うちの土地の西も北も東も上り坂です。そして南側にはでかい道路が走っているので、その向こうはでかい建物が視界を塞いでいます。
「んなもん見えるわけねぇだろ!」と、兄ちゃんと私以外、みんなが思っていたのです。
そして私も、何度か足を運んでみて、「あぁ、これは花火は無理だな……」と納得せざるを得ないような、そんな周囲の様子なわけです。
が。
確認作業をしていたら、兄ちゃんが上の階から興奮して降りてくるのです。
「今花火やってますよ!!見えます!!ちゃんと見えますよ!!!」
私も子供も慌てて見に行きましたよ。
そしたら見えるんですよ!聞いていたのとずいぶん違う方角に、他の家の影から! たとえ打ち上げた花火の1/3くらいしか見えなくても(つまりかなり高く上がった花火だけしか見えないのですが)、それでも時たま花火が見えることに変わりはありません。
兄ちゃん大興奮で、雨が降ってるってのにベランダに出て、靴下びしょびしょにして、「ほらダンナさんも来てくださいよ!今敷物敷きますからね!」と大喜びですよ。
そんなに花火が嬉しいか!
そんなに気にしていたのか!!!
……いや、気にしてたんだろうな。みんな冷笑してたもんな。花火の話が出るたびに、いっそみんな哀れむような目で見てたもんな。
良かったな、兄ちゃん。何か、兄ちゃんのために、花火が見れて良かったよ……。